マーケティング

2008年7月12日

ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインは、最近ニュースで良く聞くことが多いが、意味は年齢や障害の有無などにかかわらず、誰もが初めから利用しやすいようにデザインするものである。少子高齢化が進み、日本の国策として外国人留学生を増やす中、ユニバーサルデザインが主流になる。ユニバーサルデザインは、7つの要素がある。

@公平性:誰にでも使用でき、入手可能であること。
A自由度:柔軟に使用できること。
B単純性:使用方法が容易に理解できること。
Cわかりやすさ:使用者が必要とする情報が容易にわかること。
D安全性:使用方法が誤ったとしても重大な結果に繋がらないこと。
E省体力:省労力でも効率的で楽に使用できること。
Fアプローチし、使用するのに適切な広さがあること。

上記のユニバーサルデザインを考えてみると、様々な新規ビジネスが成り立つ。
@〜Eまでのケーススタディーを上げる。

@公平性からの切り口で成功したケーススタディーを上げると、高齢者・主婦層にとってインターネット関係で商品を購入するには非常に参入障壁が大きい。一方で、アナログ的な購入方法は、高齢者・主婦層にとって購入する際に安心する。そこで、商品を購入する決済する時だけは、faxや書面を使用し、ネットを使用しないことにより、高齢者の高倍率がアップした。

A自由度からの切り口で成功したケーススタディーを上げる。PCは、以前はデスクトップだけで、机の上で使用するの常識であった。今では、どこでも気軽に出来るように軽量化が進み、更にマウスを使用せずにタッチパネルが導入され、自由度をアップさせた。また、PCを自由に使えると言う切り口で2008年度に発売されたソフトバンクの携帯は、携帯をPC化させる戦略をとった。

B単純性からの切り口で一時的に収益性を上げた企業の事例をあげる。携帯メーカーのツーカーは、今やAUに吸収されてしまったが、当時ツーカーは研究開発費もなく、新製品を出せずに顧客を失っていった。そこで戦略をとったのが、シニア向けに携帯の付属機能を無くして、電話をかけるのみの機能にさせ、単純化させた戦略である。そこで、シニア層に分かりやすいと言うことで、新規の顧客層を獲得した。

Cわかりやすさは、日本は非常に進んでいる文化と言っても言い。日本人はキャラクター化を進ませ、親しみを抱かせる戦略をとっている。例えば有名なのが、日本の医薬品のパッケージにはキャラクターやマスコットをつけている。アメリカの医薬品のパッケージにはキャラクターをつけるのはもっての他であるが、日本は医薬品に対して子供も親しみを抱くためにキャラクターをつけて親しみをつけ、わかりやすくしている。
私見だが、この文化は、日本人は物に対して山の神様、水の神様など、物に対して神様扱いする文化がある。そういった意味でもわかりやすくするためにキャラクター化をしても違和感がないのかもしれない。

D安全性は、日本の消費者はTV局によって過剰品質の意識を埋め込まれ、洗脳され、日本の製造メーカーは、品質レベルを高くし、商品価格がアップされ、国際競争力の無い価格になっている。しかし、最近環境と言う切り口で過剰包装を取り除く流れも出ている。

E省力化は、消費者の立場だと、消費量が多いものは、商品を購入する際にランニングコストが掛かってしまうと、何とか経費を抑えたいと思う。
例えば、私の会社でも、シャープの複合型のプリンターを購入すると毎月プリンターのインクが一つ当たり4000円し、4種類のインクを購入すると16000円し、Canonのプリンターが購入できるほど高くついてしまう。そのように感じた私は、Canonのリサイクルインクが使えるプリンターを購入し、1つ辺り200円にインク代を抑えることが出来るようになった。上記のように消費者が意思決定をしてしまうと、シャープのプリンターは売れなくなってしまう。そのためには、省力化と言う切り口も考えなければならない。

以上6つ事例を挙げたが、少子高齢化が進むと、シニアの層が増えるので、目が弱い方、足が弱い方、力が入らない方など必然的に増えてくる。また、少子高齢化の現象は日本特有のものではなく、医療の発達により先進国は必ずおきていく。市場が拡大していることもあり、ユニバーサルデザインを考えていく企業は成功していくだろう。

筆者:斉藤 丈真
参考文献 貿易実務検定、貿易実務ハンドブック

感想:
非常に的確な視点をお持ちで感銘を受けました。最近、私が特に気にしております、国民性や文化にまで言及しているところが素晴らしいです。 また是非コラムを読ませていただければうれしいです。 非常に勉強になりました。 (経営者)


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